第37回MACメディカル交流会3/17のご案内

MACメディカル会員 各位
                           
梅花の候、皆様如何お過ごしでしょうか。MACメディカル交流会のご案内です。今回は慶応大学の梅澤一夫教授に「新しい分子標的医薬を求めて」というテーマでお話を頂きます。「先生から寄せられた講演内容のポイント」を下記に紹介させて頂きます。
 「微生物や植物が産生する低分子の化合物で生産者の生命活動に必須でないものを二次代謝産物と呼び、その中で、特異的な生物活性のあるものを生理活性物質と呼んでいます。1929年のペニシリンの報告以来、生理活性物質から多くの医薬が発見されており、その意味で、多彩な構造が発見される生理活性物質は医薬シードの宝庫といえます。一方、癌、炎症疾患、糖尿病などほとんどの疾患が、いずれかの組織の細胞内シグナル伝達の異常で説明できるようになってきました。このように機構的に重要なシグナルや分子を標的とする治療が分子標的治療であり、副作用の少ない新しい治療法として注目されています。私たちは20年前から疾患に関与するシグナル伝達因子の阻害剤を探索してきており、今までに、チロシンキナーゼ、チロシンホスファターゼ、ホスホリパーゼCなどの新規阻害物質を天然から見出してきました。最近は、分子デザインも用いて、癌、炎症、糖尿病に関与する転写因子の阻害物質、活性化物質を主に探索しています。今回の講演では、極めて低毒性のepoxyquinomicinをもとに
合成して得られた、免疫・炎症に関与する転写因子、NF-κBの阻害物質DHMEQの炎症疾患(動物モデル)での抑制効果、各種がんの動物実験での抑制効果について述べ、DHMEQの抗炎症剤、抗がん剤としての可能性を示します。またタイの植物から得た膵β細胞分化促進物質conophyllineについても触れ、このような低分子のシグナル伝達阻害剤や転写因子活性阻害剤の探索・利用は、遺伝子に変異を起こすことなく病態解析ができると共に、分子標的医薬の開発にも有用であることを示したいと思います。

【第37回MACメディカル交流会のご案内】
講演名:「新しい分子標的医薬を求めて    -その探索アイデアと成果-」
講演者: 慶応大学 理工学部 応用化学科 梅澤一夫教授

日時: 2009年3月17日(火) 
18時30分~19時30分(講演)
19時45分~21時30分(懇親会)

(懇親会の内容)
①事務局からの連絡
②メンバーの方々の懇親を深めるために「会社及び個人の 紹介コーナー」を設けました。
(発表を希望される方はパワーポイント一枚程度にまとめて 事務局までご連絡ください。)

場 所:日本教育会館内  イベントホール喜山倶楽部
   (9階: 「懇親会場」も同じ場所です) 
住所: 〒101-0003 東京都千代田区一ツ橋2-6-2
地図: http://r.gnavi.co.jp/a380002/map1.htm

参加費:3000円(会場費及び懇親会費の合計です)。
(キャンセルは前日までにお願いします。無断欠席及び当日キャンセルの場合はキャンセル料2000円を徴収させて頂きますので、よろしくお願いします。なお、MACメディカルは、いわゆる手作りの会で、現在、法人格を有していないこともあり、領収書を発行しておりませんので、あらかじめご承知おきください)
当日TEL: 当日の緊急連絡は前島の携帯
 090-6176-8082までご連絡ください

【ご出欠の連絡方法】
参加の有無につきましては、会場の都合がありますので3月3日火曜日までに、事務局宛てのアドレス
macsanka@gmail.com
にご連絡をお願いします。

【講師略歴】
【学歴】
【大学院】
 オックスフォード大学 修士課程 医学部生理学系 1979/10/31 修了
 マサチューセッツ工科大学 博士課程 化学系 1973/02/28 修了
【大学等】
 オックスフォード大学 (大学) 医学部 生理学科 1976/06/30 卒業
 東京大学 (大学) 理学部 化学科 1969/03/31 卒業
職歴については下記参照
http://yagamix.st.keio.ac.jp/tprofile/personal.php?candidates=0&nickname=87adb018c87a8bddd6f040d113de40ce
梅澤研究室については下記参照
http://umelab.applc.keio.ac.jp/

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